【介護】3分でわかる、『認知症』【病気】

 
むなかた
ご訪問ありがとうございます。
むなかたと申します。

今回は、『認知症』を分かりやすく簡単に説明したいと思います。

みなさんが介護をやっている理由は色々あると思います。
親が病気になった、
生活費が必要だから、
介護は尊い仕事だから、
お金儲けのため。

理由は色々あるでしょうが、介護をするのであれば、どなたにも正しい知識は必要になります。

なぜなら、正しい知識が無いと、適切な介護が出来ないからです。
適切な介護をしていないと、そのせいで怪我をしたり、病気が悪化したり、最悪亡くなったりしてしまうからです。

理由はなんであれ、介護をしている人は、
適切な介護をするために、正しい知識を身につけましょう❗

それでは、早速はじめていきたいと思います。

認知症

原因

認知症とは、脳の病気や障害によって、脳のその部位の働きが低下し日常生活に様々な支障が出てくる状態の事を言います。

認知症の4大原因疾患

・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症

割合的には、アルツハイマー68%、脳血管性19%、レビー小体型4%、前頭側頭型1%です。

それぞれの特徴

・アルツハイマー型認知症…物忘れ、特に短期の記憶障害。意外に昔の事は覚えています。
・脳血管性認知症…脳の血管がつまったりする事で起こるので、その場所によってあらわれる症状が違います。
・レビー小体型認知症…幻視が見えたり、パーキンソン症状が出たりします。ものすごくお薬の影響を受けるのでお薬に注意が必要。
・前頭側頭型認知症…感情のコントロールが出来なくなり、人格が変わったかの様になってしまう。

認知症のような症状を引き起こすその他の病気

・正常圧水頭症
・慢性硬膜下血腫
・甲状腺機能低下症などの内分泌疾患
・ビタミンB1・ビタミンB12欠乏症
・葉酸欠乏症などの欠乏性疾患
・代謝性疾患お
・自己免疫性疾患
・呼吸器・肝臓・腎臓疾患
・神経感染症

治療法

薬物療法

・メマリー
・アリセプト
・ドネペジル
・レミニール

認知症の進行を抑えると言われているが、本当に抑えているのか確認の取りようが無い。
レビー小体型認知症にはアリセプトがものすごく効果がある事がある。ただし、効かない事ももちろんある。

介護上の困り事

・介護をする人が、認知症になるとどういう風な世界で生きているのかを理解する事が難しい
・記憶出来ないので、同じ会話が繰り返される。
・記憶出来ないので、質問しても覚えておらず、答えられない。もしくは知らない、してないと答える。
・似たような症状を引き起こすものがたくさんある。
 

その他

・高齢者の5人に1人が認知症になると言われている。
・若くて発症する事もある。
・根治する事が出来ないので、予防や早期発見が大切である。
・中核症状と周辺症状と言われるものがある。
・エーザイから治療薬が出ましたが、まだ効果の方は明らかになっていない。

注意点

・よく物忘れと言われるが、本当は忘れているのではなく、記憶自体が出来なくなっているという事を知っておいて欲しい。
・認知症とひとまとめに言われるが、病気や部位によって様々な症状があるので、決してひとくくりには出来ない。
・安易に認知症のせいにしない。

状態を表す目安

認知症高齢者の日常生活自立度

文字通り、認知症の高齢者の日常生活での自立度を簡単に表しています。アセスメントやサマリーで見かけますかね。

以上、簡単ですが『認知症』についての説明をさせていただきました。

正しい、知識を身につけて、みんなで適切な介護が出来るようになっていきましょう❗

それでは、今回はこの辺で失礼いたします。


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