【介護】3分でわかる、『熱中症』【病気】

 
むなかた
ご訪問ありがとうございます。
むなかたと申します。

今回は、『熱中症』を分かりやすく簡単に説明したいと思います。

みなさんが介護をやっている理由は色々あると思います。
親が病気になった、
生活費が必要だから、
介護は尊い仕事だから、
お金儲けのため。

理由は色々あるでしょうが、介護をするのであれば、どなたにも正しい知識は必要になります。

なぜなら、正しい知識が無いと、適切な介護が出来ないからです。
適切な介護をしていないと、そのせいで怪我をしたり、病気が悪化したり、最悪亡くなったりしてしまうからです。

理由はなんであれ、介護をしている人は、
適切な介護をするために、正しい知識を身につけましょう❗

それでは、早速はじめていきたいと思います。

熱中症

熱中症とは

体温調節が出来ず熱を逃がせなくなって、どんどん身体に熱が溜まってしまう状態が熱中症です。

熱中症の3つの要因

要因その1 環境

気温が高い、湿度が高い、風が無い、日差しが強い、締め切っている、エアコンをつけていない、急に暑くなった、など。

要因その2 からだ

高齢者や乳幼児・肥満の人、糖尿病や精神疾患などの持病がある人、低栄養状態、下痢やインフルエンザでの脱水症状、二日酔いや寝不足といった体調不良、など

要因その3 行動

激しい運動、慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給出来ない状況、など。

症状

・めまい
・大量の汗
・頭痛
・吐き気
・倦怠感
・高体温
・意識障害 など

対応方法

症状対応方法
めまい・失神・立ちくらみ
筋肉痛・筋肉の硬直・こむら返り
大量の発汗
涼しい場所に移す
からだを冷やす
水分・塩分を摂る
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐
倦怠感・虚脱感
自分で水分・塩分を
摂れない場合は、
病院に搬送する
意識障害・けいれん・手足の運動障害
高体温
すぐに病院に搬送する

介護上の困り事

・エアコンが嫌いな人が多い
・水分をあまり摂らない
・一人の人も多い
・一人の時間が長い

状態を表す目安

熱中症の症状と重症度

分類症状重症度
Ⅰ度めまい・失神・立ちくらみ
筋肉痛・筋肉の硬直・こむら返り
大量の発汗
軽度
Ⅱ度頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐
倦怠感・虚脱感・からだがぐったりする
力が入らないなど
中度
Ⅲ度意識障害・けいれん・手足の運動障害
高体温
重度

その他

・服装も大事。吸湿性・通気性の良い衣類を選ぶ事で熱を発散する事が出来ます。
・裸は駄目。服を着る事で空気の層が出来て、熱を遮断出来ます。服を着ないという事は、熱や紫外線で直火焼しているようなモノです。

注意点

・急に暑くなった日は要注意。身体が慣れていないので、体温調節が上手く出来ません。
・水だけを摂取すると、ナトリウム欠乏症になってしまいます。塩分補給も意識しましょう。
・命の危険があります。

以上、簡単ですが『熱中症』についての説明をさせていただきました。

正しい、知識を身につけて、みんなで適切な介護が出来るようになっていきましょう❗

それでは、今回はこの辺で失礼いたします。


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