今回は、労働衛生の『食中毒』について、分かりやすくご説明していきたいと思います。
それでは、さっそく始めていきましょう!
食中毒
・ウイルスによるもの
・その他の原因によるもの
細菌性食中毒
・毒素型食中毒
細菌性食中毒には、細菌そのものが中毒を起こす感染型食中毒と、細菌が出す毒素によって中毒を起こす毒素型食中毒があります。
感染型食中毒
②腸炎ビブリオ…魚介類 潜伏期間は10から24時間
病原性好塩菌 新鮮な魚介類でも危険がある。
③カンピロバクター…家畜やペット、特に鶏肉、生レバーに多い 熱に弱い。
感染型食中毒は、食品を加熱する事で防ぐ事が出来るものが多い。
毒素系食中毒
②ボツリヌス菌…ボツリヌストキシン 神経毒 致死率が高い 加熱により無害
③腸管出血性大腸菌(O-157、O-111)…ベロ毒素
ウイルス性食中毒
ノロウイルス…冬に多発 二枚貝など 潜伏期間は1、2日 熱に弱い、次亜塩素酸ナトリウムが有効
その他の食中毒
カビ…アフラトキシン 発がん性あり
腐敗…細菌によってタンパク質が分解されアンモニア、トリメチルアミンなどのアミン類が生じる
参考動画
(耐熱性)(黄色ブドウ球菌)(エンテロトキシン)
(O157) (毒素型) (ベロ毒素)
語呂合わせなどをまとめた記事はこちら
【衛生管理者】意外と記憶に残ります!語呂合わせで覚える衛生管理者試験対策【試験対策】
のぐちゃん先生の動画は、他にも変なイラストや無理やりな語呂あわせが出てきて、何なんだ!と思いながら、意外に記憶に残っているのでオススメです。
おまけ
答えは、記事の一番下に書いています。
問題1 令和3年10月公表問題
1 黄色ブドウ球菌による毒素は、熱に強い。
2 ボツリヌス菌による毒素は、神経毒である。
3 腸炎ビブリオ菌は、病原性好塩菌ともいわれる。
4 サルモネラ菌による食中毒は、食品に付着した細菌が食品中で増殖した際に生じる毒素により発症する。
5 ウェルシュ菌、セレウス菌及びカンピロバクターは、いずれも細菌性食中毒の原因菌である。
問題2
1 腸炎ビブリオ
2 黄色ブドウ球菌
3 サルモネラ菌
4 ボツリヌス菌
問題3
1 30分から3時間
2 8から48時間
3 10から24時間
4 1から2日
問題4
1 アフラトキシン
2 エンテロトキシン
3 ボツリヌストキシン
4 ベロ毒素
問題5
1 アフラトキシン
2 エンテロトキシン
3 ボツリヌストキシン
4 テトロドトキシン
問題6
1 サルモネラ菌
2 カンピロバクター
3 ボツリヌス菌
4 腸炎ビブリオ
問題7
1 サルモネラ菌
2 カンピロバクター
3 ボツリヌス菌
4 腸炎ビブリオ
問題8
1 黄色ブドウ球菌
2 腸管出血性大腸菌
3 腸炎ビブリオ
4 ボツリヌス菌
問題9
1 エタノール
2 逆性石けん
3 次亜塩素酸ナトリウム
4 アルコール
問題10
1 アフラトキシン
2 エンテロトキシン
3 ボツリヌストキシン
4 テトロドトキシン
本来なら、試験勉強する時には、深く理解していったほうが良いと思いますが、
衛生管理者の試験に関しては、あまりにも普段の業務とかけ離れ過ぎていて、真面目に勉強していたら、いくら時間があっても追いつかなくなります。
勉強は資格を取ってからでも出来ますので、まずは試験合格の為に、色々な方法で試験対策をしていきましょう。
それでは、今回はこの辺で失礼いたします。
【答え】
1、④ 2、① 3、④ 4、③ 5、②
6、③ 7、④ 8、③ 9、③ 10、④
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